- Q.買った後の税負担の推移はどうなりますか?
- A.金融機関への返済の終盤に所得税負担が重くなることがあります。これは、建物に対する減価償却費という毎年の費用が関係しています。減価償却費は実際お金が減ってゆくわけではないのですが、費用計上することが認められています。しかし、一定の期間を過ぎると費用計上できなくなるためその分利益が増えます。よって所得税が重くなるわけです。
また、金融機関への返済を毎年一定額行っているとすると、終盤になるにつれ定額の返済金に含まれる元本の割合が増えてきます。それにともない利子の割合が減ってゆくので費用計上できる利子部分の額が減ってゆきます。これもその分利益が増えるので所得税が重くなります。このようにして返済終盤には支出自体の額が変わっていないのに所得税の負担が重くなります。
投資を始めたのはいいものの、次から次へと出てくる疑問・難問。どうすればこの問題を解決できるか?放っておけば時間が解決してくれる・・・そういう場合もあるかもしれませんがそれでは一生「プロ」にはなれません。不動産で成功するには問題につきあたった時にしっかりとした対策を立て、次に同じ問題が起こったときに迅速に解決できねばならないのです。愚者は経験に学び賢者は歴史から学ぶというように、賢い投資家になるためには、先に投資経験をした先人の知恵を借りることが重要です。このページでは、投資経験順に様々な方の疑問に答えるQ&Aをご紹介。あなたが日頃疑問に思っていたことを解決する一例をご紹介します。
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